みなさん最近徹夜で仕事をしてしまったことはありませんか?
私は昼間しっかり昼寝してしまうと決まって夜徹夜で読書やゲームに熱中し、気づけば朝ということがあります。
そんな時できているのがくまです。
目の下のくまを消すために朝の忙しい時間をたっぷり使ってしまったなんて経験のある方、実は言わないだけで多いのではないでしょうか。
でもそんな急いでいる時に限ってクマはなかなか取れてくれません。
今回はそんな場合の対処法を御紹介します。
目元の血行と表情の印象
さて、なぜ徹夜(睡眠不足の状態だと)するとくまはできるのでしょう。
ここでは、そんな疑問を目の血行の観点から見ていきたいと思います。
目元は顔面の中でも特に皮膚の薄い部分です。
そんな目の下の血流は通常はあまり見られませんが外的要因によるストレスが身体にかかった場合、血流は悪化しうっ血する場合があります。
これは全身どこにでも起きる現象ですが、特に目元はその現象が起きると黒ずんだ筋となって表面に現れます。
目元のうっ血は徹夜の他にも体調不良による血行不良や眼精疲労、ドライアイ、貧血(生理性貧血)でも起こるため多くの女性の悩みとなっています。
そんなときの女性の表情はどこかどんより疲れていて、いつもは美しさと凛々しさを誇る美人のOLさんでも、この時ばかりはキラキラな営業スマイルをしても悲壮感があたりに漂うだけです。
いつもはしないアイメイクや目元ギリギリまでファンデーションを厚塗りしても血液の黒ずんだクマはなかなか隠しきれません。
夕方頃にはまた元のどんよりとした表情に戻ってしまいます。
人間の体の中には、目元の他に手首や足首など血管の青筋がうっすら見えている部分があります。
青筋は肌の色が白さを協調させる女性としてはできれば隠したい部分だけにそのメカニズムは知りたいところです。
次からはそのメカニズムを見ていきましょう。
目元のくまのメカニズム
目元にクマ(血液の色素沈着)ができる過程は実に単純です。
① 血行不良や眼精疲労、ドライアイ、貧血(生理性貧血)のような肉体的ストレスを受ける
② うっ血する(静脈道が詰まって血液が停滞すること)
③ 停滞した血液が黒ずみメラニン色素を作り出す
④ メラニン色素が目元に定着し、いわゆる「目の下のクロクマ」となります
つまりくまの正体は紫外線対策でも話題となるメラニン色素だったのです。
目元のくまの治し方①睡眠療法
では上のようなメカニズムでできてしまったクマはどのようにすれば改善されるのでしょうか。
最初に考えられるのが睡眠をとると言うことです。
徹夜によってで来た目元のくまは、言い換えれば徹夜によって目を酷使し、いつもなら止まってしまうことのない血流が血管が狭まることで滞留してしまいます。
ちなみに、昔のアニメで怒った人の顔に青筋や十字の血管の浮きが表現されますが、クマもほぼ同じ現象です。
ストレスは健康な血流の大敵、睡眠をとることで、神経(血管)を休ませてあげましょう。
目元のくまの治し方②温熱法
目元のくまを消す方法として睡眠の次にポピュラーなのが温熱法です。
これは、ストレスによって狭まってしまった血管を物理的に温めて広げ、滞留してメラニン色素が沈着するのを防ぐ方法です。
方法は簡単、濡らしたタオルを電子レンジで温めれば温タオルの完成です。
温めすぎると皮膚の薄い目の下は火傷しやすいので「温め」モードで温めるか500Wで1分から2分温めてもし熱すぎると感じた場合は水道水で冷ましてから使いましょう。
温めたタオルを約5分間目元に当てれば、クマは解消されます。
また、これとは逆に冷やす方法もありますが、どちらの方法もタオルで顔を抑えるので、顔面の皮脂を取りやすいのでケアした後はスキンケアも忘れずにしましょう。
また、医薬部外品で販売されてる商品を利用すれば手間もかかりません。
目元のくまの治し方③食事療法
クマのできる原因の1つである貧血は、食事をとることで改善されます。
これは食事するとき顔の筋肉を使って咀嚼するため、顔面の血行が戻るためです。
クマのできてしまった顔面を治すためにおすすめの食材がいくつかあります。
血管を広げるという作用からキノコや大豆製品もおススメですがやはり目ならブルーベリーなどのポリフェノールを含む食材が適用でしょう。
ただし、ブルーベリージュースではあまり咀嚼せずに食事できてしまうので、ドイツパンなどの噛みごたえのある食べ物を組み合わせて取り入れましょう。
目元のくまの治し方④顔面の筋肉を鍛える
目元のくまを治す方法として最後に御紹介するのが顔面の筋肉を鍛える方法です。
顔面の血管が狭まってしまうのは、酷使するにもかかわらず、鍛えないためです。
眼球体操や口元の体操、顔面を伸ばしたり縮めたりする顔面体操で顔面の筋肉を鍛えましょう。